学習塾の集客において、ペルソナ(ターゲット)の設定は重要です。
チラシを配布する際にも言えますし、ホームページでの集客を行う際にも言えます。
学習塾だけに限りませんが、良いサービスを提供していても、ペルソナの設定が間違っていれば、上手くいくものも上手くいきません。
そこで、ここでは、学習塾でのペルソナ設定の方法について、詳しく見ていきたいと思います。
学習塾のペルソナ(ターゲット)は絞る!
学習塾のペルソナ設定では、ターゲットを絞るのが原則です。
それも極力、絞りまくりましょう!
「めちゃくちゃ大手で、電車やバスで通塾する生徒が多数」「1教室のキャパが2000人」とかなら、話は別です。
そうではなく、多くの個人塾(個別指導や自立学習型)では、多くて100人程度のキャパではないでしょうか。
集団塾ではもう少し生徒数を抱えられるかもしれませんが。
そうであれば、微妙な通塾圏の学校や生徒はターゲットと考えない方が無難です。
また、小中高生を対象としていたとしても、メインターゲットは中学生になるはずです。
その中でも、一番近くの中学校がメインとなりますよね。
仮に、そこの中学校に700人の生徒がいるのであれば、そこから5%取れれば、35人の生徒が確保できることになります。
メインの中学校から集客できないのに、近隣の他の中学校からもかき集めようとするのは、間違った考え方です。
すぐ近くの中学校の生徒・保護者から受け入れられていないのであれば、サービスに問題がある可能性も考えられます。
では、具体的に学習塾でのペルソナの絞り方について、見ていきたいと思います。
学習塾のペルソナの絞り方は?
学習塾のペルソナの絞り方としては、学年・学校・成績の3つで狭く絞り込むのが重要です。
学年に関しては、小学生・中学生・高校生で考えるのが良いでしょう。
特殊な塾でなければ、普通に考えて、中学生が一番のターゲットとなるはずです。
学校に関しては、塾の近くにある学校ですよね。
通塾圏は半径1.5㎞~2㎞といったところかと思います。
また、対象としても、すべての学力の生徒を受け入れようとするのではなく、自塾に合うメインターゲットの成績層を考えて集客を行うことが重要です。
これらを踏まえてチラシとホームページの集客を考えていきたいと思います。
チラシの場合の集客
チラシの場合には、表面の最上部に、対象の学校名を記載します。
〇〇中学校・△△中学校・××小学校のお子様がいらっしゃるご家庭へ
などのようにです。
これは多くても4つほどにしておきましょう。
例えば、定期テスト前の特別授業での集客などでは、1つの中学校のみの記載でも問題ありません。
狭いところから、確実な集客を行うことが重要です。
対象としても、「勉強が苦手なお子様」といったように、低学力の生徒だけを集めるなどが重要です。
小学生であれば、「算数嫌い克服させます」などのように絞り込むと良いでしょう。
ホームページの場合の集客
ホームページの場合には、メインとしては、「地域名+サービス名」での検索を狙うべきです。
多くの保護者は、「〇〇町 塾」や「△△市 個別指導塾」のように検索します。
地域名は極力絞ることがポイントです。
また、メイン以外では、特定の近隣の学校に関する情報をブログで発信し続けます。
特に、中学生の定期テストに関する話題が有効です。
テスト前の勉強会の内容や無料での受講が可能であることなどを発信し続け、検索で引っかかるようにします。
そのことは、SEO対策にもつながります。
このように、チラシとホームページでペルソナを絞った集客を行えば、ある程度の生徒数は必ず集められます。
では、逆にどのようなペルソナ設定を行えば、学習塾で失敗してしまうのでしょうか。
失敗する学習塾のペルソナ設定とは?
失敗する学習塾のペルソナ設定は、広く集めようとすることです。
「誰でも・どんな成績の子でも・どこの学校でも・何年生でも来てください」は、誰にも響きません。
幼児から高校生まで幅広く集めようとするのは非常に困難です。
広く集客しようとしてうまくいかないと、色々な講座を始めようとする方がいらしゃいます。
英語講座・大学受験コース・速読・英会話・書道・eスポーツなど…。
これらが悪いわけではありません。
ただ、本当にニーズに合っているのか、誰に向けているのかが不明確だと誰も来ません。
H.A.Sでは、反響率の高いチラシ作成やSEOに強い学習塾のホームページ作成を行います。
学習塾に関しては、立ち上げからも含めトータルでプロデュースを行ってきた経験もございます。
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