ホームページ制作の目的として大きいのは集客です。
そのためには、ターゲットの設定が重要です。
どれだけ、おしゃれでデザインが良く、クオリティが高いものを作成したとしても、ターゲット設定が適切でなければ、集客効果はあまり望めません。
では、どのようにターゲットを設定するのが望ましいでしょうか。
そこで、ここでは、ホームページ制作におけるターゲット設定について、詳しく見ていきたいと思います。
ホームページ制作のターゲットはどう設定する?
ホームページ制作におけるメインターゲットは、「地域名+業種名」で設定します。
ただし、全国を対象にしている場合は、これとは異なります。
しかし、スモールビジネスは、地域密着の店舗が多いのではないでしょうか。
そして、この際の地域名というのは、できるだけ絞り込むことが重要です。
H.A.Sは、学習塾のweb制作や集客に特に強いので、学習塾を例にします。
例えば、大阪府大阪市中央区で学習塾を開業するとします。
学習塾であれば、一般的に商圏は半径2㎞と言われています。
半径2㎞は面積でいうと、2㎞×2㎞×3.14なので、おおよそ13㎢になります。
そうすると、大阪市をターゲットにすると、大阪市の面積は223㎢なので、あまりにも広すぎます。
ここで、間違った考え方をされる方がいらっしゃいます。
これは、失敗しがちな考え方です。
ホームページやチラシなどからの集客では、「ターゲットが自分を対象にしている」と思ってくれないと反響は生み出せません。
検索の仕方を考えればわかるのではないでしょうか。
子どもを塾に通わせたい保護者が、塾を調べるのに「関西 塾」で検索するでしょうか。
「大阪 塾」でもあまり考えられません。
「大阪市中央区 塾」や「中学校名 塾」などできるだけ、絞り込んで調べるはずですよね。
大阪市中央区をターゲットにするのであれば、面積が8.87㎢なので商圏としては適切ですよね。
もう少し地域を絞っても良いかもしれません。
このように、絞り込んだ地域でターゲットを設定するのがホームページ制作では望ましいです。
では、逆にどのようなターゲット設定が失敗するホームページ制作なのでしょうか。
ホームページ制作で失敗するターゲット設定は?
失敗するホームページ制作は、広い地域や対象をターゲットとすることです。
先ほどの塾を例とすると、対象エリアを「大阪全域」にするようなイメージです。
もちろん、超大手で1つの教室に生徒が1,000人くらい入り、送迎バスがあるような状況なら、それでも良いでしょう。
しかし、そのような塾はあまりありませんよね。
多くの塾では、狭い地域を対象に地域密着でビジネスを行っているはずです。
また、塾のターゲットとしては、幼児・小学生・中学生・高校生がいます。
すべての生徒を対象とするのもあまり望ましくありません。
また、学力層についても同様です。
これはビジネスモデルに関することになりますが、「どんな成績の生徒も成績を上げます」という打ち出しだと、誰に訴求しているのか不明確です。
できるだけ幅広くたくさんの生徒の集客をしたいと思い、広いエリアから幅広い年代・学力層をターゲットに設定すると失敗します。
良かれと思い、このようなことをすると、生徒集客が上手く行きません。
そうすると、そのような学習塾のオーナーが次に取る手段は、色々なオプションを用意することです。
「塾以外にもニーズがあり、それらを取り入れることで集客できるのではないか」と思い始めます。
英会話・速読教室・そろばん・作文教室・英検講座・漢検講座など…。
このようなことをすると、誰がターゲットで何屋さんかわからなくなってしまいます。
完全に廃業コースですね。
ただ、そうはいっても、メインターゲット以外にも訴求したいと思うのも当然です。
また、それらへ訴求する集客できるホームページ制作とは、どうするのが良いのでしょうか。
集客できるホームページ制作とは?
集客できるホームページ制作に重要なのは、以下の3点です。
- SEOに強い土台づくり
- 絞り込んだターゲット設定
- 他のターゲットにも届く記事更新
それぞれについて、詳しく見ていきたいと思います。
SEOに強い土台づくり
ホームページ制作は、無料で自分で行うことも可能です。
しかし、SEOに強いつくりにしておくことが、先々を考えると重要です。
そのためには、ある程度のコストを掛ける必要がります。
ただ、コストを抑えたいというのも当然でしょう。
絞り込んだターゲット設定
これまで述べてきたように、まずはメインターゲットとして、絞り込んだ「地域名+業種名」でホームページを制作することが重要です。
もちろん、内部構造がしっかりとした状態での作成が必要です。
ただ、それ以外にも無理なくターゲットを広げていきたいですよね。
他のターゲットにも届く記事更新
メインターゲット以外にも訴求するには、ブログ記事の更新が重要です。
ブログの記事更新というと、日記やお知らせのようなものを想像する方が多いです。
しかし、ブログの記事更新は、ターゲット(ペルソナ)を設定し、そのターゲットに向けた記事を書くことが重要です。
この場合のターゲットもできるだけ絞り込みます。
先ほどの学習塾を例とすると、「不登校の生徒」もターゲットにしたいと考えているとします。
そうすると、「大阪市中央区の不登校のお子様」を対象として、そのような生徒も受け入れているといった内容を発信するといったイメージです。
ただ、ここでのターゲット設定や、記事更新に関しても、SEOに即した方法が必要です。
サブスクのホームページ制作を格安で行っているH.A.Sでは、ブログの記事更新のサポートも行っております。