みなさんこんにちは。H.A.Sの畑中です。ホームページを開設することは多くの中小企業や個人事業主にとって重要なことですが、制作した後に適切な運用を行わないまま放置してしまうケースが少なくありません。せっかくのホームページを活用し、多くの人に見てもらいたいですよね。そこで今回は、私がこれまでに中小企業のホームページを50サイト以上手掛けてきた経験をもとに、ホームページ開設後に中小企業が行うべきSEO対策3選を詳しく解説します。
キーワード、メタディスクリプション、H1タグ、H2タグが適切に設定されているか確認しよう
SEO対策の基本は、適切なキーワードの選定と配置です。まずは自社のサービスや商品に関連するキーワードを明確に把握しましょう。そして、これらのキーワードを以下の場所に適切に組み込むことで、検索エンジンに対して自社のサイトが価値のあるコンテンツであることを伝えることができます。
タイトルタグ（Title Tag）
タイトルタグは、ウェブページのタイトルを定義するHTML要素です。検索エンジンの結果ページに表示されるリンクのタイトルとしても使用されます。非常に重要な要素であり、適切に設定することがSEOにおいて大きな影響を与えます。
メタディスクリプション（Meta Description）
メタディスクリプションは検索結果ページに表示される短い説明文です。ここにキーワードを適切に組み込み、ユーザーにとって魅力的な内容を伝えることでクリック率を向上させることができます。
H1タグ
H1タグはページの最も重要な見出しです。サイト全体のコンセプトや目的を反映するキーワードを使いましょう。ただし、1ページに1つのH1タグのみが適切です。
会社名（店舗名）での上位表示を目指そう
自社の会社名や店舗名での上位表示を狙うことは重要です。トップページのタイトルやディスクリプションの設定を見直しましょう。同じ会社名で競合が数多く存在する場合、ページ数が充実していなければ上位表示が難しいこともあります。定期的なブログ記事の更新が必要です。ブログを通じて新しい情報を発信し、コンテンツを充実させることで、検索エンジンに評価されやすくなります。
タイトルタグ
ホームページのタイトルタグには会社名を含めましょう。これにより検索エンジンは正確な情報を得ることができ、検索結果ページにおいても企業名が強調される可能性があります。
メタディスクリプション
メタディスクリプションにも会社名を含め、企業の特徴や強みを簡潔にアピールしましょう。
ブログの活用
定期的なブログ記事の更新により、企業名や店舗名を含めたコンテンツを増やすことができます。これにより、検索エンジンはより多くのページをインデックスしやすくなります。
地域名＋サービス名での上位表示を意識しよう
特定の地域に焦点を当てたサービスを提供している場合、地域名＋サービス名での上位表示を目指すことが効果的です。これにより地域の需要に的確に応え、効果的な集客が可能になります。以下のポイントに留意して対策を進めましょう。
地域名の絞り込み
最初は都道府県規模ではなく、より具体的な地域名を含めたキーワードを使用します。例えば、愛知県春日井市のハウスクリーニング店だった場合は「春日井市 ハウスクリーニング」といった具体的な地域名を組み合わせることで、地域内の競争を減らし、よりターゲットにアプローチできます。
地域情報の充実
地域に特化した情報を提供することで、地域のユーザーに訴求力のあるコンテンツを提供できます。地域のニュースやイベント情報、ローカルなキーワードの活用などが有効です。
Google マイビジネス
Google マイビジネスを適切に設定することで、地域検索での表示を強化することができます。営業時間や住所、連絡先などの情報を正確に登録することで、地域のユーザーにより信頼性の高い情報を提供することができます。
これらの対策を講じることで、地域の特定の需要に適切に応えるコンテンツを提供し、競合他社よりも有利な上位表示を狙うことができます。
まとめ
以上が、中小企業や個人事業主が実践すべきSEO対策の3つのポイントです。適切なキーワードの選定と配置、会社名や店舗名でのブランド認知の強化、そして地域に焦点を当てた上位表示を目指すことで、検索エンジンからの集客を増やすことが可能になります。ホームページを有効に活用し、多くのユーザーにアクセスしてもらい、ビジネスの成長につなげるために、ぜひこれらの対策を実践してくみてください。
